あなたが「仕事を辞めたい」と思うからには何らかの理由があるはずですよね。
しかし実際にそれをぶっちゃけてしまっていいかどうかは悩みどころではないでしょうか。
自分にとっては耐えきれず辞めるのに十分な理由であっても、他人にとってはその程度かと捉えられかねません。
そんないまいち堂々と言えない理由だったりすると、別の理由をでっち上げないといけないんじゃないかと悩んでしまうのではないでしょうか。
そこでこの記事では【会社を辞めたいけど理由に迷っている方】へ3つの対処法をご紹介していきます!
会社を辞めたい本当の理由は?
ムカつく奴・許せない奴がいる
他の理由を考えたほうがいいのでは、と思う辞めたい理由でよくあるのが、この「許せないやつがいる」というものです。
実際に人間関係が悪すぎる環境で過ごしていると、心身を病む可能性も高いです。
ですので、仕事を辞めるには十分な理由にはなるのですが、他人からすると「その程度の理由で?」と思われることもあります。
しかしどうしても合わないから「相手を辞めさせろ」と言っても、それが通る可能性は少ないでしょう。
暗黙の了解的なサービス残業と年間休日90日以下
悪評が広まりやすくなった今では、企業イメージを保つために残業休出当たり前ないわゆるブラック企業も減っています。
減ってはいますが、0にはなっていません。
会社の都合しか考えず、馬車馬の如く社員を働かせるような会社にはついていけないと考えるのは至極当然な思考回路でしょう。
しかし辞表を出す相手にとってはそれが当たり前の発想なのです。
ですから、「サービス残業ばっかだから辞めます」「休みが少ないから辞めます」と言っても、まともに取り合ってもらえない可能性が高いでしょう。
会社を辞めたい本当の理由をぶっちゃけるメリットデメリットは?
メリット・スッキリと次に進める
仕事を辞めたいと思うほど会社に対する不満、嫌いな人間に対する不満が強ければ、当然ストレスも強くかかります。
辞めるに際しそれをぶっちゃけてしまえば、精神的にこの上なくスッキリするでしょう。
また公衆の面前で会社や個人の嫌な所を列挙していけば、辞表を受け取る側に「仕事を続けさせるのは無理そうだ」と思わせやすくなります。
そうなれば退職も受理されやすくなるので、スッキリと次に進むことが出来ます。
そんなにうまくいくかと思うかもしれませんが、口頭で伝えたいことを伝えているだけなので何の問題もありません。
ただし暴力や器物損壊などは絶対にダメです!
デメリット・後味は悪いが別にデメリットはない
辞めたい本音をぶちまけるデメリットですが、実はデメリットと言えるようなものはありません。
あとになって公衆の面前で個人を非難するような事をするのは、さすがに失礼だったかなと思うこともあるかもしれません。
しかし、そもそも仕事辞めたいと思わせるほど不快にさせたのは相手なのでお互い様です。
辞めたい理由をぶっちゃけたとしても、自分に悪評がついてまわるわけでもなければ、当然法律に反するわけでもありません。
辞めたい理由をぶっちゃけても、じつは特に問題はないことがほとんどです。
会社を辞めたいけど理由に困っている方へ3つの対処法!
本音を言って辞めた人たちも問題は起きてない
実際仕事を辞めるに際して、本音をぶっちゃけた人というのは意外と多いです。
しかしそれが理由で問題が起きることはまずありません。
もしかしたら辞めたあとの会社内では、陰口を叩かれているのかもしれません。
ですが、辞めた後の会社で何を言われていても知ったことではないです。
聞こえないので、痛くも痒くもないですし実害もないです。
本音をぶっちゃけることができずに、辞めた後もしばらく前の職場や個人への怒りを抱えている方というのは結構多いものです。
しかし本音をぶっちゃけて辞めた人たちはその怒りも吹っ切れて、きっちり気持ちを切り替えて、次の生活に意識を向けることができています。
たとえ他の人にとってはくだらないと思われてしまいそうな理由でもぶっちゃけて辞めれば、次に進むあなたにとっての原動力となりやすいです。
一身上の都合により、で万事OK!
辞めたい理由はあるけど、別に本音をぶちまけるほどではない、ぶちまけるのは品がなく思えるのなら理由は適当にでっち上げても問題ありません。
特にこれと言った理由が思い浮かばなければ、「一身上の都合により」と言っておけばいいでしょう。
もっともらしい理由をつけなければ辞められないと訳ではありませんし、一身上の都合というのは双方にとって無難な理由です。
ただし上司からのパワハラやサービス残業・休日出勤の事実的な強要など、退職の理由が会社側にある場合、それを明確にすることで失業手当を受け取りやすくなります。
そういった場合にはしっかりと理由をぶっちゃけて、「会社都合での退職」を勝ち取りましょう。
自己都合による退職の場合、失業手当がもらえるまで2ヶ月ほど待たなくてはなりません。
辞めると言う前に次の会社の内定をもらっておこう
辞める際に本音をぶちまけるのは良いですが、その前に次の会社の内定はもらっておくべきです。
仕事を辞めても次の仕事が何ヶ月経っても見つからず、仕方なく前の職場に頭を下げて復職せざるを得なくなるかもしれません。
しかし本音をぶちまけていると戻るのはかなり抵抗感がありますし、会社からしても受け入れがたくなります。
そんなふうに困ることがないように、本音をぶっちゃけて辞める際には、次の就職先をしっかり確保してから辞めるようにしましょう。
在職中から転職エージェントを利用しておけば、次の会社の内定をもらってから辞めることができるでしょう。
転職エージェントの利用料金は、つぎの転職先の会社が支払うシステムなので金銭的負担はありません。
会社を辞めたいけど理由に困っている方へ まとめ
「立つ鳥跡を濁さず」とは言いますが、逆に本音をぶっちゃけて辞めてもデメリットはほとんどないです。
許せない気持ちがあるなら本音をぶちまけて辞めてもいいでしょう。
逆に多少はお世話になったという気持ちがあるなら、一身上の都合と誤魔化して辞めるのも無難な選択肢です。
どちらにせよそれが原因で騒動に繋がることはまずないので、好きなように決着をつけてから次の道に進みましょう。
ただし次の会社の内定をもらってから辞めるほうが精神的にもいいはずです。
転職エージェントを利用しても、料金は転職先の会社が支払うシステムなのであなたに金銭的負担はありません。