2010年頃までは、一生関わることがない人も多かった証券会社。
しかし近年、高齢化や年金への不安から、20代30代を中心に投資を始める人が急増しています。
ただよく耳にはするけど、何をするとこなのかイマイチ分からない方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では【証券会社とは何か?】どんな仕事をしているのかわかりやすく紹介していきます。
証券会社はどんな仕事をしている?
証券会社というのは、おもに株(株式)を売買するための窓口となっている会社のことです。
他にも国債や社債と言われる債券や、手形・小切手なども扱っていますが、ここではメイン業務である株の取引について見ていきましょう。
会社が「資金を集めるため」に発行するもの。買った人には配当金や株主優待など特典があることも。
証券会社の株取引でのおもな仕事は4つあります。
株の取引を仲介する仕事
株を買いたい人と売りたい人の注文を集め、それを証券取引所(株式の売買を行うための施設)に伝えて取引を成立させています。
この時に利用者から手数料をもらうことで収益を確保。
証券取引所で個人が売買することはできず、その証券取引所に加入している証券会社だけが取引することができます。
証券会社みずから株取引
証券会社は仲介するだけでなく、みずから株取引をおこなって収益を得ています。
証券会社がみずから株取引に参加することで、証券取引所での売買が成立しやすくなる効果も。
企業の株を買い取って購入者を探す
企業が新たに発行した株を買い取り、手数料を上乗せして投資家に売る業務。
買い取っているため売り切る必要があります。
企業の株を預かって購入者を探す
こちらの業務では、企業から預かっている株の購入者を探すのが仕事です。
あくまでも預かっている株なので、売れ残っても引き取る必要がありません。
これた4つの仕事を全部やっている証券会社を「総合証券会社」
これらのすべての免許を持っている会社を総合証券といいます(野村、大和など)。
・購入時より株価が上がれば売却時に利益になる
・投資先が好調の場合に配当金が出る
・投資先によっては株主優待が出る
株を買ったあとにその株価が上がった場合は、その時点で売れば差額が利益になります。
また投資先によりますが、企業成績が良かった場合に配当金が出ます。
これも絶対ではありませんが、企業によっては株主に対して、株主優待品が送られます。
自社商品やクオカード○○円分というのが多いです。
・購入時より株価が下がれば売却時に損をする。
・基本的に100株単位での購入になるので、最低でも数万円以上かかる株が多い。
購入後に買った株の価格が下がれば、損失をこうむることもあります。
ただすぐに売らず持ち続けていれば、いずれ大きく上昇することもあります。
とは言え、さらに下がり続けて損失が拡大することもあるので要注意です。
そして株取引では、最低購入価格が数万円~数十万円以上かかることも多いのがデメリットかもしれません。
しかし1万円以下で買える企業も約170社ほどあります。
【結論!!】証券会社はどんな仕事をしている?
企業が「資金を集めるため」に発行するのが株(株式)。
その株を買いたい人と売りたい人の注文を集め、証券取引所に伝えて取引を成立させるのが証券会社のおもな仕事です。
株を購入するメリットは、株価の値上がりで利益が得られること。
他にも、配当金や株主優待などの特典がつくこともあります。
逆にデメリットは、株価の値下がりで損失をこうむるケースがあることです。
ただそこで売らなければ損失は確定しませんから、のちに上昇することも多々あります。
株に興味が沸いたという方もみえるかもしれませんが、やはり損をするリスクが怖いですよね。
そこで損失リスクを最小限に抑えてスタートできる証券会社を最後にご紹介。
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