最近ではデザイン系の会社でも、新入社員の研修後の最初の仕事として、LINEスタンプを作成するという会社もあるようです。
必ずしもデザイン力が必要というわけでは無く、発想力があれば人気が出る可能性もあります。
話題性もあり、稼げるとあれば手を付けない手はないですよね。
今回はそんな「LINEスタンプ」が実際に副業として稼げるのかどうかを説明していきたいと思います。
LINEスタンプの副業は稼げるの?
LINEスタンプはデザインを考えれば、簡単に手を付けられる副業です。
友達から「LINEスタンプ作ってみた」と報告された経験がある方もいるのではないでしょうか?
それほど話題性があり、身近な存在になってきている「LINEスタンプ」の副業。
そんなLINEスタンプは、実際に稼ぐ事ができるのでしょうか?
ほとんどの人が月数百円程度
多くの人がLINEスタンプに、副業として手を付けますが、ほとんどの人が月数百円程度しか収入を得られていないようです。
LINEスタンプの単価はだいたい50円~となりますので、月数個の販売だと数百円程度の収入になります。
1つも売れたことがない人が多数
ほとんどの人が月数百円程度の収入と言いましたが、実際には1つも売れたことがない人がほとんどです。
有名企業や絵描きさんがスタンプを出している中で1つでもスタンプが売れるのはなかなか難しいです。
数千円の稼ぎを目指して1つも売れずに挫折する人も多いようです。
製作しやすくなったぶん競争率が激しい
実際に作ってみるとよく分かりますが、LINEスタンプを製作するのは案外簡単です。
以前と比べると簡単に製作ができるようになった為、LINEスタンプに取り組む人はかなり多いです。
LINEスタンプはダウンロードされないと収入が得られない為、競合が多いとダウンロードされる機会も減ります。
そのため競争率が激しくなった為、現状では副業として成り立つ人は一握りになってしまっています。
なぜLINEスタンプの副業は人気があるの?
LINEスタンプは、現状では副業として成り立つ程の収入が得られる人は一握りです。
そんな状態でLINEスタンプが副業として人気があるのはどうしてでしょうか?
人気がある3つの理由を説明していきます。
以前は月100万稼ぐ人もいた
LINEスタンプのサービスが始まった当初から、スタンプの数が劇的に増えるまでは月100万稼ぐ人もいました。
競争率が激しくなかった時には、個人で出している人でもある程度人気が出ていました。
そのような時代があり、手軽にできる副業としてLINEスタンプは人気を集めています。
イラストを描くのが好きな人にとっては趣味の延長
LINEスタンプの製作は、普段からイラストを描く人にとっては趣味の延長として行う事ができます。
LINEスタンプの販売単位は8、16、24、32,40枚で1組です。
つまり、最低8枚の画像を用意すれば、申請して販売を行う事ができます。
それほどハードルも高くなく、趣味の延長として取り組む事ができます。
本業で会社勤め等をしている人にとって、副業での労力が大きくなりすぎるのは大きな問題です。
そのため趣味の延長として行う事もできるLINEスタンプは人気の副業となっています。
不労所得になるかもしれない
LINEスタンプは一度スタンプを作成、申請し、販売として出せば、その後ダウンロードされるたびに収入が入ります。
一度製作すれば働かずに収入が得られる不労所得となる可能性があります。
そこがこの副業が人気であるポイントです。
LINEスタンプよりおすすめしたい副業の条件は?
LINEスタンプは、現状では副業として成り立つ程に稼げる可能性が少ない副業となってしまいました。
そこでLINEスタンプよりおすすめしたい副業の条件をお伝えします。
自分の著作物をパクられにくい副業
まずは自分の著作物をパクられにくい副業です。
実はLINEスタンプでは人気スタンプのパクリが横行しています。
LINEスタンプでは、最初の申請時に審査があるのですが、たまに審査ではじかれずにパクリのLINEスタンプがそのまま売られてしまう事もあります。
それに対して運営側も基本放置状態で、利用者からの多くの「通報」が出て初めて規制されるような状態です。
副業として行うのであれば、特に著作権の問題でごたごたに巻き込まれる時間は避けたいですよね。
ですので自分の著作物をパクられにくい副業を選んでいきましょう。
10年後も使えるスキルが身につく副業
続いて10年後も使えるスキルが身につく副業です。
あくまで副業として収入を上げる為だけに取り組むよりも、自分の能力を磨け、そして将来にも生かせるような副業の方が実利的です。
何が10年後も使えるスキルなのか、また自分に向いているかどうかという所も考えた上で、自分の能力を磨けるような副業を行う方が充実感もあります。
なので目先の利益を追求するだけでなく、10年後にも使えるスキルが身につく副業を行うのがおすすめです。
LINEスタンプよりおすすめしたい副業3選!
将来的にも生かせるスキルが身につき、パクられにくい副業といえば何でしょうか。
LINEスタンプよりもおすすめしたい副業を3つご紹介します。
写真販売サイトで写真を売る
一つ目は、写真販売サイトで写真を売るという副業です。
PIXTAや写真ACなどの「写真販売サイト」に自分の撮った写真をアップし、ダウンロードされれば報酬が入るという仕組みの副業です。
1ダウンロードあたり3円~5円の料金が入ってきます。
LINEスタンプと同じ点、また異なる点はどこでしょうか。
まず同じ点として挙げられるのが自分の作品をアップして、作品がダウンロードされれば収入となるという点です。
またLINEスタンプと同様に一度、データを販売するので、一度アップすれば不労所得となります。
逆に異なる点はどこでしょうか。
一つの写真あたりの単価が安いのも一つ上げられますが、それよりも注目すべきなのは著作物がパクられにくいという点です。
写真は似たような構図でとっても1枚1枚全然違う物になるのでパクられにくいです。
スマホからのアップもでき、気軽に取り組めるのでおすすめの副業です。
こちらのサービスが初心者向けです。⇒【写真AC公式サイト】
動画編集または動画広告クリエイター
これからは画像の時代ではなく、動画の時代という人も多いです。
5Gが普及していくにつれて、動画の再生速度が早くなり、また通信制限等も無くなっていくでしょう。
Youtubeを始めとして、最近では動画投稿プラットフォームが強いですし、今後も動画系のプラットフォームは盛り上がっていくでしょう。
そうすると動画編集あるいは動画広告クリエイターは非常に需要が高くなっていきます。
将来性を考えても今の内から学んでおいて損のない分野と言えるでしょう。
また動画編集スクールで1ヶ月基本を学べば、クラウドソーシングで受注できる案件も数多くあります。
10年後にも使えるスキルとなり、かつ現状の収入としても申し分ないため副業としておすすめです。
こちらの動画編集スクールが、もっとも低料金なので参考にしてみてください。
プログラミングを学んでウェブサイト制作
現在ではネットが普及しきっていることから、中小企業でもしっかりした作りの企業サイトを用意せざるを得ません。
しかしほとんどの中小企業にはサイトを作る技術者がいません。
そこでクラウドソーシングやweb制作会社に外注するわけです。
ですのでプログラマーは引く手あまたなのですが、いかんせん専門性が高いので、有料のスクール等でしっかり学ぶ必要はあります。
ただしプログラミングスクールを卒業したあとが問題です。
クラウドソーシングでも、実務経験のないプログラマーに任せてくれる発注者は少ないです。
そこで、ワードプレスを使ったサイト制作にしぼるという手があります。
ワードプレスのサイト制作やカスタマイズなら、実績のないプログラマーでも請け負える仕事がクラウドソーシングで見つけられます。
1件2・3万、高ければ5万程度の案件が、クラウドワークスやココナラで発注されています。
ただしクラウドソーシングは、手数料として成果料の10%~20%は取られてしまいます。
ですので、直接web制作会社に仕事を分けてもらえるように、メールで営業するという方法も有効です。
しっかりと事前に自分で作成したポートフォリオサイトを準備して、礼儀正しく情熱に満ちたアピールをすれば、必ず1社や2社が振り向いてくれます。
そこで経験と実績を積みセンスを養うことができたら、1件あたりの単価が10万20万の高い案件も請け負うことができるようになっていきます。
大型サイトを作成してほしいという案件なら、1件で50万以上の報酬だってあり得ます。
ワードプレスを専門的に学ぶスクールは、テックアカデミーのWordpressコースがすべて自宅でオンライン受講できます。
ワードプレスのサイト制作に特化しているので、最短コースで仕事を受けれるレベルになるはずです。
初期投資額はけっこう高いです。
でも大きく稼げるスキルが身についてしまうので、2,3件受注出来れば、あっという間に回収できるはずです。
LINEスタンプの副業は稼げない! まとめ
ここまで見てきた通り、LINEスタンプは誰でも参入しやすく、競争率が激しい為、現在では副業として稼ぐのは難しいです。
また著作物がパクられてしまうといった問題に巻き込まれる事もあり、副業としてはオススメできません。
10年後の事も考えて、多少時間がかかっても自分の市場価値を上げた方が充実感もあるし将来的に大きく稼げる可能性が高いです。
今回おすすめした3つの副業を始めとして、スキルと経験、そして著作物が資産となるような副業を探しましょう。
将来の事を考えて、早いうちから、いや思い立った今日!行動を起こしましょう!