シール貼りの副業だったら簡単そうだからやってみたい!という方は多いのではないでしょうか?
確かにお金はもらえますが、実際にやってみると報酬金額がべらぼうに安かったということはよくある話です。
他にも在宅で稼げる副業はありますので、シール貼りを始めようとしている方は一旦ストップして、違う副業も検討してみましょう。
この記事では、シール貼りの在宅副業が稼げない理由とシール貼りよりもおすすめしたい副業をご紹介します。
目次
シール貼りの在宅副業が稼げないって本当?
まずはシール貼りの在宅副業が稼げない理由を説明します。
単価が安く時給にするとさらに悲しい
シール貼りは単価が安く、シール1枚あたりの平均は0.5円程度です。
1分間に15枚貼れたとすると、報酬は7.5円となりますよね。
7.5円×60分=450円となり、時給にするとたったの450円です。
仕事に慣れて、貼れるシールの枚数を増やせたとしても、時給500円くらいが関の山というところでしょう。
綺麗にやらないとやり直しになるのでたくさんはやれない
時給450円という数字は、1分間あたり15枚貼れたとして計算しましたが、よほど手先が器用な人ではないと、このくらいの仕事はできません。
シールは綺麗に貼らないと単価としてカウントしてもらえませんしやり直しとなります。
そのため、少しでもズレがなく貼れるように、1枚1枚ゆっくり慎重にこなさなければなりません。
慣れないうちは時給450円どころかもっと低い稼ぎにしかならないでしょう。
仕事の受け取り・納品はこちらでやらなければならない
在宅副業のシール貼りでは、仕事で使う物の一式は受注者が受け取りに行き、完成後の納品も受注者がやらなければなりません。
発注業者が遠方であれば車も必要になります。
なぜシール貼りの在宅副業は人気があるの?
シール貼りは稼げる副業ではないにもかかわらず、なぜこんなに人気があるのでしょうか?
テレビでちょっと大げさに紹介された
10年くらい前の話になりますが、某テレビ番組で在宅ワークを実際にやって、時給を調査するという企画がありました。
番組ではシール貼りも調査対象になっていて、単価は1円で時給800円と紹介されていました。
現在ではシール貼りの在宅副業で単価が1円以上の仕事はなく、時給800円も稼ぐのはまず不可能といってもいいでしょう。
メディアの情報は誇大して発信されることもあるので、ちょっと大げさに紹介されたのかもしれませんね。
特別な能力は必要ない
シール貼りは単純作業で誰にでも簡単にできる仕事です。
学歴・職歴・資格も関係なく採用されるので、特別な能力も必要ありません。
手軽な仕事というイメージがあるので、私でもできそう!という気持ちになります。
それゆえに気軽に応募する人が多いのです。
金額はともかく家でやれる
シール貼りは稼げないとわかっているけれども、それでもいいから応募したいという方もいます。
それはシール貼りが家でやれる仕事だからです。
子育て中の主婦や妊娠している方は外で働くのが難しいので、家でやれるシール貼りはとても魅力的に感じます。
シール貼りよりおすすめしたい在宅副業の条件は?
なかなか稼げないシール貼りをやるよりも、私は他の在宅副業も検討していただきたいです。
副業を探すといっても何をすればいいのかわからない方は以下の条件に絞ってみましょう。
死ぬほどこなさなくても月5万は稼げる副業
単価が高く、数を多くこなさなくても稼げる副業を探してみるのがおすすめです。
自分のできる範囲で月5万円稼げる副業は実際にあります。
シール貼りの在宅副業で月5万円稼ぐとすれば、1枚0.5円とすると1日3,000枚以上のシールを毎日休まず貼り続けなければなりません。
これは死ぬほどの労力がかかり心が折れますよね。
それをやることでスキルアップできる副業
経験を積むことで、スキルアップができる副業もおすすめです。
シール貼りは単価も上がりにくいですが、自分自身のスキル(市場価値)はもっと上がりません。
最初はスキルを身につけるために時間と努力が必要ですが、発注側からも需要がある仕事であれば、腕を磨けば磨くほど仕事探しに困ることはありません。
シール貼りよりおすすめしたい副業3選!
私がおすすめした条件にあてはまる副業を3つ選びましたのでご紹介します。
3つともスキルを身につける必要はありますが、腕を磨けば高収入を目指せるものとなっています。
記事ライティング
記事ライティングは、この記事のようなwebコンテンツやブログ記事を執筆する仕事です。
仕事自体はクラウドソーシングを利用すれば無数にあるので、文章を書くことが得意であれば初心者でもすぐに仕事を始められます。
最初は安い単価で請け負うことになりますが、特定の発注者が希望する記事を書き続けていれば単価が上がります。
需要が高い仕事であり、発注者も受注者を失いたくないので交渉次第ではさらに単価を上げて稼げます。
現在は様々なホームページで、情報発信をするためにwebコンテンツやブログがアップされているので、記事ライティングのスキルはどんな分野でも役に立ちます。
動画編集または動画広告クリエイター
専用ソフトを使って、動画を編集する技術や動画広告の制作に携わる「動画広告クリエイター」のスキルを身につけるのもおすすめです。
最近では、YouTubeで高額の収入を得ている人が注目されてユーチューバーという職業が当たり前になりました。
その影響を受けて、YouTubeで動画を制作する人が増えているため、動画編集作業を委託する人が安定して増える一方です。
そしてYouTubeでは動画広告がよく流れているので、同様に動画広告を作れる人の需要も非常に多いです。
仕事ができるようになるために動画編集スクールで学ぶ必要はありますが、1か月基本を学べばクラウドソーシングで受注できるほどになります。
スマホアプリ・ゲームアプリの開発
スマートフォンを持っている人のほとんどがアプリをダウンロードしているので、スマホアプリやゲームアプリ開発の副業も需要があります。
仕事をこなせるようになるためには、開発用のプログラミングを学ぶことに時間と労力は必要です。
しかしアプリを自作できるようになれば、AppストアやGooglePlayストアから自分で有料販売ができます。
無料アプリをリリースしても広告掲載で収入を得る方法もあります。
クラウドソーシングには、多くのアプリ開発依頼があるので仕事探しに困ることはありません。
初めは単価の安い出来る仕事から請け負って実績をつくっていくと、スキルも身について収入を上げることができます。
シール貼りは稼げない まとめ
シール貼りの在宅副業は、単純作業で仕事を始めやすいことが魅力的ではあります。
ただ実際はメディアで紹介されているほど稼げる仕事ではありません。
単純作業の仕事は、確かにすぐにお金にはなります。
しかしずっと同じように働きつづけるしかなく、自分の市場価値を上げてくれるスキルも身につきません。
スキルと経験が必要な副業はすぐに高収入というわけにはいかなくても、経験を積み重ねていくことで将来的に楽に大きく稼げるようになります。
ですのでシール貼りの在宅副業よりも、時間はかかるけれどもスキルアップができる副業に取り組むことをおすすめします。
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