会社内での出来事であったり、顧客との対応の場面などで「こんな会社辞めてやる」「もういい加減疲れた」と思って退職や転職を考えることは誰しも経験しているのではないでしょうか。
預貯金や財産がたくさんあり、明日の生活に困らないのであれば、即断即決もできるでしょう。
しかし今日の社会情勢を考えると、そうもいかない方も多いことでしょう。
でもこのままの状態も決して幸せとは言えない。。。
そこでこの記事では【お金がないけど仕事を辞めたい方へ3つの対処法】をご紹介していきます!
お金がなくても仕事を辞めるメリットは?
人間関係の悩みから解放される
仕事を辞めたいと思う場合の原因の多くは「職場の人間関係」ですよね。
厚生労働省がおこなっている「労働者健康状況調査」でも、仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスがあるという方は6割に達しています。
しかもその原因は、男女ともに「職場の人間関係」が1位です。
こういった悩みを抱えている人の中には、場合によってはメンタルをやられ、復帰どころかその後の生涯生活に支障をきたす人も出てきます。
仕事を辞めてしまえば、少なくともこの悩みからは解放されます。
24時間自由になる
仕事を辞めることにより、24時間自由な生活が手に入ります。
仕事を辞めたばかりの時は、これだけで今まで抱えていたストレスが軽減されていきます。
今日1日1日を生きていくということになりますので、昨日の仕事を明日に持ち越すということは少なくなります。
もしも持ち越したとしても、それは私用の出来事であり、誰かに迷惑がかかるわけではなく誰かに追い立てられるわけでもありません。
会社に勤めていては、「この仕事は何日まで」と日々追い立てられるのが普通ですよね、。
ですので、この違いは心に大きなゆとりができ、考え方にも余裕を持たせてくれます。
そしてそれが日常化した時には、ストレスレス(笑)な生活を経験することになります。
お金がないのに仕事を辞めるデメリットは?
毎月の固定費が払えなくなる
仕事を辞めると定期的な収入が入ってこなくなりますが、出ていくお金はさほど変わらないものです。
食費はもちろん、公共料金、税金、賃貸住まいであれば家賃など、退職したからと言って大幅に減るものはありません(仕事帰りの飲み代などはなくなりますが)。
節約に次ぐ節約をおこなっても、こういった固定費はゼロにすることは難しいでしょう。
ですので、仕事を辞める時にはこのことに対する対策を練る必要があります。
活動費用がないので次の仕事を探すのにも支障が出る
手元にお金がないと行動範囲が狭まってしまいます。
転職先はお金で買うケースもあります。
就職先を探すツールとして、一般的に思いつくのはハローワークや求人誌と思います。
しかし友人同士の飲み会からの紹介、今までお世話になっていた取引先への就職や、そこからの紹介とハローワークや求人誌以外にも転職先に出会うきっかけはあります。
ただそういった紹介の時は、食事の席だったり、飲み会だったりとお金を支払わなくてはいけない場面となります。
転職するにも投資が必要なため、まったく手元に活動費用がない状態は、みずから転職の機会を棒に振ることになりかねません。
お金がないのに仕事を辞めたい人がすべき3つの対処法とは?
ボーナスをもらってから辞める
活動費用のない状態は、次の有効なチャンスを捨ててしまうことになりかねません。
そうならないために少しでも手元にお金が残るように、ボーナスをもらってから辞めましょう。
これで当面の間は活動費用の工面もできるでしょう。
収入面に関して「失業保険が出る」と考えてもよいのですが、自己都合で辞めると支給開始は2ヶ月先になります。
退職した翌日から支給されるわけではないので、このボーナスで当面のやりくりをしていきましょう。
次の職場の内定をもらってから辞める
出来れば、次の職場の内定をもらってから辞めることが一番安心です。
この状態は高校や大学の卒業学年の人が、就職や大学の合格をもらっているのと同じ状態です。
例えば、在職中から転職エージェントを利用しておけば、次の会社の内定をもらってから辞めることができるでしょう。
転職エージェントの利用料金は、つぎの転職先の会社が支払うシステムなので金銭的負担はありません。
仕事を辞めてから次の職場での勤務日までは、何も心配することはありませんし、極論遊びほうけても安心です。(笑)
ただ遊びすぎて体調管理ができなくなり、次の職場で失敗しないように、ある程度の規則正しい生活を送ることは言うまでもありません。
バイトをしながら次の仕事を探す
転職までの間を、バイトをしながら生活していくという方法も悪くありません。
もしかすると、そのバイト先がそのまま正社員などの好条件で雇ってくれる可能性もあります。
そうなれば転職活動という余計な手間も省けます。
自分の転職したい職種に近い企業へのバイトであれば、その経験は転職時に大きなアドバンテージになることもあります。
ただバイトに力を入れすぎるのは考えものです。
バイトをやらなければいけないという義務感が先に走ってしまっては、自分の転職活動にも支障が出てしまいます。
安い給与でこき使われ、待遇も悪くて体(精神)だけが削られていく。
これがバイトです。
あくまで次のステップへの架け橋と考え、あまりバイトに集中しないようにしましょう。
➤➤➤【自力で稼いで生きていく方法10選!】
お金がないのに仕事を辞めたい人がすべき3つの対処法 まとめ
お金がない状態で、仕事を辞めても様々な対処法があります。
やり方次第では、なんとでも生活ぐらいはしていけるものです。
失業保険などの公的支援もあります。
それでも1番の理想は、次の職場の内定をもらってから辞めるというパターンです。
それには事前の準備などが必要となり、自分一人では相当に険しい道です。
できれば辞める前に転職エージェントに相談し、転職先の目途がたってから退職届を出すようにしましょう。
転職エージェントは今のあなたの悩みをヒアリングし、あなたに合った転職先を探してくれます。
利用料金は転職先の企業が支払うので、あなたに金銭的な負担は一切ありません。
自分ひとりで転職活動をして、今より悪い状況になってしまうという結果を防ぐことができます。