すぐにでも仕事を辞めたいと思っている方は意外と少なくありません。
でも、同時に転職できるかどうか不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
そんな悩める男性の一人が、かつての自分でした。
実際に「すぐに仕事を辞めたいけど、ちゃんと転職できるかな。。」と毎日悩んでいた自分がどのような対策をしたのかについてまとめました。
これを読めばきっとどんな対応をすれば、今後の道が開けるのか、参考になるのではないでしょうか。
目次
転職したいほど仕事を辞めたい理由は?
転職したいほど仕事を辞めたいと思った理由は、2つあります。
1つは労働時間がとても長かったこと、そしてもう1つは、人間関係が悪すぎたことです。
これら2つについてお話ししていきましょう。
労働時間が長すぎる
労働時間はとにかく長すぎました。
極端な話、平日であれば始発に出勤して、終電で帰ることも珍しくありませんでした。
酷い場合は、終電に乗り遅れて会社の床で寝たことすらあります。
そんな毎日が当たり前のようになってしまっており、こんなことをこれから延々と続けると思うと、辛かったのです。
さすがにクリスマスの夜もそんな状態だったときは、なんとも言えない気持ちになりました。
人間関係が悪すぎる
さらに辛いと言えば、人間関係は最悪でした。
毎日上司の叱責がひどく、時に精神を病みそうなくらい人間性を否定するような罵倒を受けたことすらあります。
後輩の前で散々バカにされ、悪態をつかれた時はどうしようもありませんでした。
そんな先輩を見て後輩が指示に従うはずはなかったのです。
また、お局もいたので、そのお局の機嫌を取らなければならず、どうしようもない人間関係に、仕事の量が重なって最悪な状況でした。
仕事を辞めても人手不足ですぐに転職できるのでは?
しかし、そんなことは決してありませんでした。
理由は2つあり、1つは求人倍率が下がっていたこと、もう一つは介護職しか選択肢がなかったことです。
コロナの影響で有効求人倍率が下がっている
自分が離職を考えた時、すでに新型コロナウィルスの影響が出ていました。
企業や事業者は敏感なもので、すぐに求人を取りやめるところが相次ぎ、当時から有効求人倍率は下がっていたのです。
介護職の求人だけケタ違いに多い
数字のマジックというか、有効求人倍率は数字の上でそこまで減少がなかったのを覚えています。
実は求人内容を見ると分かりますが、介護職の求人だけケタ違いに多く、それが数字の上の求人倍率を押し上げていました。
しかし、母が認知症の義母(自分から見たら祖母)の介護をしていた時、いかに悲惨なものかを目の当たりにし、そんな人たちを相手にするのは苦痛でしかありませんでした。
まだ、今の仕事の方が収入も仕事内容もマシだと感じていたのです。
転職できるか心配だけど会社を辞めたい方へ3つの対処法!
転職は正直心配でした。
しかし、労働時間の長さと人間関係のひどさから、具体的に転職を考えるようになりました。
そんな自分が行ったのは転職サイトで次の仕事を決めたこと、エージェントの助けを借りたこと、そして副業で収入を支えることです。
この3つの手順は、全てスムーズに行き、自分の思ったタイミングでキチンと退職、現在では勤務しやすい環境で思い切り仕事をしています。
そんな自分の行った3つの対処法についてお話ししていきましょう。
在職中に転職サイトで次の仕事を決めてから辞める
在職中に転職サイトで次の仕事を決めてから辞めよう、そう考えて行動しました。
転職サイトを選んだ基準は3つ、地元に強いこと、今の仕事内容が生かせる仕事を紹介してくれること、そしてある程度大手ということです。
地元で仕事をしたいのに、東京や大阪の会社ばかり紹介されても引っ越すのは辛いですし、今の仕事と全く内容が異なる仕事でもこれまでの経験は生かせません。
そんな理由から2つの条件を設定し、さらにある程度実績のある大手のエージェントをお願いしました。
このようにして転職のための活動を開始したのです。
幸いネットで利用できるので、深夜に活動して翌日の深夜には返事をもらっているという感じでした。
在職中に転職エージェントを利用して内定をもらってから辞める
3つの条件を中心に転職サイトを選んだのは正解でした。
なぜなら、そのいずれの転職サイトにも転職エージェントという、こちらの代理で就職活動を行ってくれるサービスが存在していたからです。
こういったエージェントのうち、特に仕事の早いエージェントの転職サイトを主に利用し、探してもらいました。
幸い、今の自分の仕事の分野で、これまでの活動実績が生かせる会社を見つけてもらったのです。
しかも、エージェントの情報だと、給料は今よりも若干少なくなるものの、離職率の低い会社とのことでした。
収入よりも、あの悲惨な環境から解放されたいという頭が先行し、即決で就職希望を相手に伝えてもらいました。
そしてその企業から内定をいただいたのです。
もちろん就職する前に冒頭の会社に辞表を出し、辞めました。
副業で今の給料に近づいたら辞める
減った給料分は、そこまで深刻な減少ではありませんでした。
しかし、元の給料よりは少ないのが確かだったのです。
そんな状況で収入の減少を補う目的で副業を始めました。
この副業は技術の請負のような副業だったのですが、意外なほど儲かり、右肩上がりで増えています。
今の企業はとても雰囲気も良いのですが、収入がネックです。
もし、今の収入と同じくらいになったら、辞めようと思っています。
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転職できるか心配だけど会社を辞めたい方へ3つの対処法 まとめ
世間ではブラック企業という言葉が流行っています。
そんなブラック企業に自分は今までいたのかもしれません。
その会社は経営が傾き事業の大半を譲渡、清算したと地元の新聞で見ました。
あのままいたら結局失業していた可能性があります。
そういった意味で早めに行動してよかったと強く感じています。
今回、収入は減ったものの転職することができ、副業もうまく行きました。
このまま、副業の実績を上げていき、いずれ退社して独立していこうと思っています。
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