「仕事は嫌いではないのに、人間関係がつらい」「人間関係が原因で会社を辞めたい」などと悩んでいる男性は多いのではないでしょうか。
これまで慣れ親しんだ仕事を辞める不安もあるでしょう。
とは言え、ずっと続けることに対する不安もあるので、どうしたらいいか決めかねるのも当然です。
このような場合、状況によって仕事をやめた方がいい場合とそうではない場合があります。
では何を基準に判断すればいいのでしょうか。
そこでこの記事では【人間関係がつらくて会社を辞めたい男性へ】状況別の対処法をご紹介していきます!
人間関係を理由に会社を辞めないほうがいいケースは?
自分の態度や言葉遣いが悪いのが原因の場合
態度や言葉遣いが悪いなど原因が自分にある場合は、会社を辞めることはおすすめできません。
自分が改善できるところを改善することで、周りの人の態度が変わる可能性も充分にあるからです。
つい言い訳をしてしまう・社会人としてきちんとした言葉遣いができていない・遅刻をたびたびするなど、何か問題点がないか改めて考えてみましょう。
自分の態度や言葉遣いが悪いと思い当たるところがある場合は、職場を変えてもまた同じことが起こる可能性も高いです。
新しい職場になじんで仕事を覚えるのは大変なことなので、今の状況を変えることに意識を向けた方がいい結果が得られます。
仕事自体は好きで相談できる友人もいる場合
仕事自体が好きで相談できる友人もいる場合は、まだ逃げ道がある状態です。
仕事が好きな場合はそれをモチベーションにできますし、相談に乗ってくれる友人がいれば一人で抱え込むことはありません。
逃げ道がない場合は、心や体にまで影響が出ることが考えられます。
ですが、そこまでいっていないのであれば、職場の友人や職場以外の親しい人などに話を聞いてもらって、ストレスを発散しながら仕事に取り組んでみましょう。
自分のことをわかってくれる人がいれば、苦手な人を気にしないこともできます。
人間関係を理由に会社を辞めたほうがいいケースは?
無視やいじめが複数人でおこなわれている
無視やいじめが何人かでおこなわれている場合は、すでに逃げ場がありません。
相談できる相手がいないことで、ストレスやダメージが蓄積され、仕事にも集中できない状態になってしまいます。
無視やいじめは特に理由がないのにおこなわれることもあります。
たとえ理由があったとしても許されることではありません。
本来仕事に取り組むべき職場が、仕事に適した環境になっていないのであれば見切りをつける必要があります。
心や体を守るためにも、今の職場を離れることをおすすめします。
暴言や暴力で健康被害が出ている
上司や同僚からの暴言や暴力などが続くと、心も体も追い込まれてしまいます。
相手が上司だと、反論も抵抗もできないことも充分に考えられます。
すでに健康被害が出ている場合はできる限り早い対処が求められます。
つらい状態を我慢し続けていると、深刻な心の病気になったり体が耐えられなくなったりします。
ですので回復が難しい状態になる前に会社を辞めるようにしましょう。
人間関係がつらくて会社を辞めたい男性がとるべき対処法は?
人間関係が辛くて会社を辞めたい男性は、会社を辞める前に今後のイメージを持っておくほうがいいです。
仕事をして生活を成り立たせなければいけないので、今の職場を辞めた後どうしたいのかを考えてから行動に移しましょう。
ネット口コミの良い会社をさがす
1つ目の方法が「ネットで口コミの良い会社を探す方法」です。
ネットを利用すれば様々な情報を手に入れることができますよね。
そこで希望する職種の会社の情報を検索して、口コミをチェックしましょう。
失敗しない転職をするために、口コミを集める方法で手軽なのは口コミサイトへの登録です。
たくさんの口コミが集まっているので気軽に確認できます。
ただし信ぴょう性があるかどうかは疑問な部分がありますので、たくさんの口コミを集めて総合的に判断しましょう。
ツテがあれば、知り合いに聞くほうが確かな情報が集めやすいです。
知り合いにくわしい人がいる場合は、ネットの情報とあわせて参考にしましょう。
失業保険の手続きをする
次の仕事を探している間の生活が不安だと、落ち着いて転職活動ができません。
より良い職場に転職するためにも、失業保険の手続きをして生活を安定させる必要があります。
失業保険の手続きはハローワークでできます。
住所を管轄するハローワークに出向いて、求職の申し込みを行ったうえで、必要な書類を提出しましょう。
失業保険の受給者向けの説明会がありますのでそれに参加し、失業の認定を受けると失業保険が受け取れるようになります。
その後ハローワークで4週間に1回失業認定を受ける必要があります。
ただ自己都合による退職の場合、失業手当がもらえるまで2ヶ月待たなければなりません。
当てはまりそうであれば、在職中から転職エージェントを利用して次の会社の内定をもらっておくほうが賢明かもしれません。
転職エージェントの利用料金は、つぎの転職先の会社が支払うシステムなので金銭的負担はありません。
会社に属さない働き方もたくさんある
現在では働き方も多様化して、会社に属さない働き方もたくさんあります。
例えばビジネスオーナーになる方法もあります。
スキルを活かしてクラウドソーシングを利用して仕事を受注する方法や、不動産のオーナーになる方法も考えられます。
在宅ワークの求人もあるのでそれらに応募することもできます。
会社で働くのがツラいと思う人は、会社に属さない働き方も検討してみましょう。
自分に合った働き方ができればモチベーションもどんどん上がるはずです。
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人間関係がつらくて会社を辞めたい男性がとるべき対処法 まとめ
人間関係がツラいけど会社を辞めないと決めた場合は、どのように対処するのかを考える必要があります。
自分に直すべきところがあればそれを直す。
力になってくれる人がいるならその人に頼る。
徹底的に仕事に集中するなど自分なりの解決方法を見つけましょう。
それでもツラくて辞めたいこともあるかもしれません。
その場合はここまでやってみようと自分なりの期限を決めることをおすすめします。
そして期限が来た時に感じた気持ちに従えば悔いが残らないのではないでしょうか。