プログラマーの資格と技術で仕事をしている私も、以前の職場では大きな不満を持って辞めたいと思っていたのに、なかなか行動に移すことができませんでした。
今では転職を行い、労働環境も収入も改善していますが、当時は心身も苦しい生活を送っていました。
そんな環境から抜け出すために、私が何をしたのかをご紹介します。
プログラマーの仕事をなかなか辞められなかった私。。。
プログラマーの待遇は社会全体で改善が進んでおり、一昔前に話題になったブラックな待遇の会社は減っています。
しかし「減っています」という言葉通り、今でも環境が悪い会社というのも残っており、私の前の職場もそれでした。
簡単に説明すると、肉体労働が中心だけど、同業社もIT化が進んできたから、自社もITスタッフを雇って色々やらせよう、という会社です。
なのでプログラマーの仕事と雇用に関する知識もほぼなく、そのせいでかなりの悪環境でした。
自社で使うシステム開発を任されましたが、何か便利なシステムが作れるくらいの認識でしかないので無茶振りが多く、プログラマーも私一人だったのが特に大きな問題です。
納期こそありませんでしたが、だからこそひたすら急かされ、残業や休出してまでシステム構築に駆り出されました。
また体を動かしている人間のほうが偉いという価値観から給料も安く、最低でも労働時間に見合った賃金は貰えておらず、まさに一昔前の典型的なブラック企業と言った感じでした。
プログラマーの仕事を辞めたいのに行動ができなかった理由は。。。
プログラミングスクールに70万くらいかかったから
プログラミングスクールに払ったお金が勿体ないというのは、辞めるのに抵抗を生んでいた大きな理由の一つです。
高校の時からバイトでコツコツ貯めて、70万ちょっとの貯金があったのですが、大学卒業前にプログラマーの資格を取るためにプログラミングスクールに通ったら、その貯金はほぼ全部吹き飛びました。
もしプログラマーを辞めたら、高校時代のバイトの辛さも無駄になると思うと、辞めてはいけないという気になります。
実際転職を行った今も、無駄にしないようにプログラマーの仕事をしています。
他に収入源がなかったから
大学卒業前にプログラミングスクールで貯金がなくなり、プログラマーとして働いてからは給料が安かったので、貯蓄がなかったのも辞められなかった原因です。
大学卒業後は親からの仕送りもなく、薄給とは言え収入がなくなったら、すぐにお金が底をつき生活が破綻するのは目に見えていました。
なので生活するために仕方なく嫌々仕事を続けて、そのせいでモチベーションも低かったです。
プログラマーの仕事を辞めたいと思った私がやった3つのこと
仕事を続けながら転職エージェントを利用した
辞めるためにはとにかく収入源が必要と感じたので、まずは転職エージェントを利用して、転職先を探すことにしました。
流石に残業した後に探すのは無理があったので、有給を取って転職活動に使ったり、休日出勤も辞めて体を休めたりして、体に無理が出ないように転職エージェントで仕事探しです。
働く時間が少なくなったので周囲からシステムについて急かさせる事は増えましたが、もう次の仕事見つけて辞めるつもりだったので開き直れて、気はかなり楽になっていました。
ただ、この転職エージェントの担当者もIT系やプログラマーの分野に関して強くない人だったので、良い転職先は見つかりませんでした。
結局は転職サイトから自分で転職先を見つけた
結局私が転職先を見つけたのは、転職サイトの求人からです。
一応転職エージェントの人から避けるべき怪しい求人の特徴、転職の際の注意点についてなどの話は聞いており、実際求人選びの際に役に立ってので、エージェントを利用したのが無駄だったというわけではないですが。
転職エージェントとは違い、開いた時間に一つずつ求人を確認していけて、気になる求人はチェックしておき、時間のある時に複数の求人を比較するなどして、どこに応募するかを決めました。
求人選びで注目したポイントは、前職以上の給与の確約と、通勤にかかる時間が無駄に思えて辛かったので、交通の便がいいか在宅勤務ができるかです。
他にも収入源が欲しくて副業を始めた
他には転職前に金銭的な余裕を作るために、副業としてクラウドソーシングも始めました。
大手であったりプログラミング関係が中心のクラウドソーシングサイトを見ると、簡単なものから大掛かりなものまで案件が見つかります。
ただ、クラウドソーシング自体が企業がコストカットを行うために利用する場所という側面も強く、割の良い案件というのはかなり少なく、その分少数の割の良い案件に人が多く集まります。
なので割の良い案件を受けられることは滅多に無く、安定してプログラマーとして食べていきたいなら企業勤めになり、より収入が得たいなら開いた時間に副業としてクラウドソーシングで簡単な案件を、という利用方法がいいでしょう。
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プログラマーの仕事を辞めたいと思った私がやった3つのこと まとめ
プログラマーをブラックな雇い方使い方をする企業は減っているとは言え、未だに少ないとは言えないのが現状です。
ですがプログラマーの需要はとても高まっているのも事実なので、落ち着いて仕事を探せば、真っ当な条件や環境で雇用してくれる会社を見つけることも難しくはありません。
自分の置かれている状況を定期的に見直して、ブラックだと思ったら転職活動を始めるのもいいでしょう。
その際に私の体験談が役に立てれば幸いです。