仮想通貨は、取引に手間がかからないので副業でも簡単にできます。
何百万という利益を出したりできるくらい稼げるって聞いたから、一攫千金めざしてやってみよう、なんて方も多いのではないでしょうか。
一時期悪評が流れ、将来を危ぶまれていた仮想通貨ですが、その稼ぎに惹かれて現在でも仮想通貨の取引をしている方は少なからずいます。
そう言った方々を否定するつもりはありませんが、仮想通貨は副業で手を出すのは避けたほうがいいと言わざるを得ません。
目次
仮想通貨の副業は稼げるの?
かつては億り人という言葉も生まれた
仮想通貨を上手く運用できれば、かなりのお金を手にできます。
それによって資産が1億円を超えた人もいますし、そう言った人のことを指す、当時流行っていた映画のタイトルをもじった「億り人」という言葉も生まれました。
そこまでとはいかなくとも、数百万単位の利益を出せた人も少なからずいますし、いまいち稼げてないという人でも数万以上の黒字は出せていたという人は多いです。
他の副業のように稼ぐのに時間がかからない
仮想通貨の取引はお金を稼ぐのに時間がかかりません。
これは取引に掛かる手間が少ないという意味でもありますし、仮想通貨は短時間でも価格が変動するので、すぐ差額で儲けることができるという意味でもあります。
ちょっとした暇や休憩時間で取引をするだけで稼げるというのは、本業が忙しくて副業をしたくても時間的に難しい人にとっては嬉しいポイントでしょう。
大きく儲かる時もあれば大きな損失が出ることもある
仮想通貨を副業とする際の大きな問題がこれです。
仮想通貨は確かに最小限の手間で数十万数百万の利益がでる可能性もありますが、それ以上の損失が出る可能性も少なからずあります。
本業の稼ぎが心もとないから副業で補おうとして、その副業の仮想通貨で大赤字を出して本業の収入を吹き飛ばしては笑い話にもなりません。
仮想通貨の副業をおすすめしない理由
暴騰と暴落が激しすぎる
仮想通貨をおすすめしない一番の理由は、やはりこの利益と損失の差があまりにも激しすぎるという点です。
あくまで副業、毎月数万円を稼げればいいと考え、リスクを抑えるためにレバレッジを掛けずに取引をしても、1日で稼ぎたいと思っていた額の赤字を出すことだってあります。
特に副業をしていると、本業をしている間の価格変動で大きな赤字が出ていても気付けず、気付いた時には手遅れなくらい損失が出ていて絶望する可能性だってあるでしょう。
取引所の流失リスクがある
仮想通貨の稼ぎ方は株やFXと似たようなものですが、仮想通貨はそれらに比べてはるかに取引所の流出が怖いというのも問題です。
一時期テレビのニュースでも話題になったりしたので、仮想通貨の取引所がハッキングを受けて大量に流出したという事件を耳にしたことのある方も多いでしょう。
昔の話でしょ?と思うかも知れませんが、イギリスなど海外の仮想通貨取引所では、未だにハッキングからの流出事件が起こっているので、昔の話と切り捨てることはできません。
稼げてもスキルなのか運なのか分かりにくい
仮想通貨は運だけで利益を出すようなものでもないので、仮想通貨取引の専門的な知識やスキルも必要になります。
なりますが、それが上手く行って稼げたとしても、それがそういった知識や技術のおかげなのか、それともたまたま運が良かっただけなのかが判別できません。
なので自分の腕で稼いだという達成感は得にくいです。
仮想通貨よりおすすめしたい副業の条件は?
一喜一憂することなくコツコツ続けられる副業
価格変動に一喜一憂するのは精神的にも大きな負担がかかるので、本業のストレスと合わせて心が追い詰められかねません。
そう言ったストレスがないように、最低でも赤字が出るようなことはない、コツコツと続けられる副業を選びたいところです。
地道な努力が収入という形で目に見えれば、モチベーションも上がります。
ただし単純作業はコツコツ続けられますが、得られるものが収入含めて少ないので、副業としてもあまりオススメできません。
5年後10年後も使えるスキルが身につく副業
副業をすることで得られるのは、単純なお金だけに限りません。
モノによっては様々なスキルを身につけられる副業だって、少なからず存在します。
そしてその中には何年経っても需要の耐えないスキル、いつまで経っても役立つスキルもあるでしょう。
副業を通してそう言ったスキルを身につけ、経験や技術を積み重ね成長させることができれば、将来的に稼ぎの物足りない本業を追い越し、そのスキルを活かした仕事一本で生活できる可能性もあります。
仮想通貨よりおすすめしたい副業3選!
Shopify(ショッピファイ)のサイト制作を請け負う
近年のお店は、ネット通販を通じて販路を増やすことも増えていますが、問題となるのがECサイトです。
簡単にECサイトを開発・運営できるShopify(ショッピファイ)などのサービスも出てきましたが、それでもサイト制作のノウハウがない人達にとっては、ECサイト制作は非常に大きな壁となっています。
なのでECサイトは展開したい、けれどサイト制作なんてできないという企業の多くは、外注という方法でその問題を解決している事がほとんどです。
ShopifyでのECサイト制作に必要なスキルを身につければ、クラウドソーシングサイトからいくらでも案件を受注することができます。
オンライン通販というシステム自体の信頼性がなくなったり、オンラインマーケティングを取り入れる企業が生まれなくならない限りこうした依頼はなくならないでしょう。
実際にあなた自身で制作してみるのはもちろん、専門的に学んでおくことで、ショッピファイ関係の外注すべてに対応できるようになります。
テックアカデミーのshopifyコースなら、すべてオンラインで自宅で受講できます。
音声配信メディア
個人単位のネット配信も一般的で、それに対する投げ銭もネット文化として完全に定着しました。
動画の配信も多いですが、そう言った動画を作業中などのBGM代わりとして消費しているユーザーも多く、そう言った方向けの音声配信メディアも人気があります。
声だけの配信なので音質の良いマイクは必要になりますが、それ以外の投資は不要です。
そう言った音声配信でも、ファンになってくれた一部のリスナーから投げ銭をしてもらえます。
人気が出てくれば月額課金をしてくれるリスナーもでてきますし、企業スポンサーが付く可能性もあるでしょう。
単純に音声配信をしているだけでは知名度はなかなか上がりません。
そこで配信内容を文字に起こしてブログで公開したり、録音した音声とその文字起こしした文章で簡単な字幕付き動画にしてYoutubeで公開したりなど、知名度と集客力を上げるための努力はいくらでも可能です。
身につくスキルとしては、音声配信だけではトーク能力だけですが、人を不快にせず聞き取りやすい発声はどのような場面でも役立ちます。
動画編集または動画広告クリエイター
素人が作った動画であっても面白いものが非常に多く現れた結果、暇な時間はいつも動画を見ているという人も増えました。
そうした動画達に憧れて、自分も動画投稿者になろうと考える方も増えています。
しかし動画というのは撮影しただけではただの映像でしか無く、面白い動画にするには編集が必要です。
むしろ編集の良し悪しが動画の良し悪しを決めるとも言えます。
そのため、クラウドソーシングに動画編集を外注する人が増え続けています。
動画編集は、プログラミングやアフィリエイトの副業ほどハードルが高くはないです。
勘のいい人なら1か月ほど学ぶだけで、クラウドソーシングで1件5,000円~受注して仕事をこなせます。
しかも現在では、自宅から出ずにオンラインで動画編集を習得することも可能です。
こちらの動画編集スクールが、もっとも低料金なので参考にしてみてください。
すぐに思い切って、クラウドソーシングで納期が長めの動画編集を受注して、学びながら副業を始めてしまうという手もあります。
これくらい、一見無茶なことをやったほうが、自分の能力を引き出すことが出来ます。
動画文化のネックである、通信量の大きさを解決してくれる「5Gの登場」という追い風も吹いています。
動画文化がすたれる心配は、今のところまったくないので安心して取り組める副業です。
仮想通貨の副業はおすすめ出来ない! まとめ
仮想通貨は確かに人生を変える可能性はありますが、大金持ちになる可能性だけでなく、多額の借金を背負う可能性もあります。
片手間の副業でやるにはあまりにもギャンブル性もリスクも高すぎるでしょう。
それならばそこまで稼げなくても、将来的にも役立つスキルを身に着け、地道な努力でそのスキルを活かし、成長させる副業をすることをおすすめします。
そうすれば安定して稼ますし、リスクも無く達成感がモチベーションにもなり続けやすいでしょう。