絵を描くのは好きだし、今も趣味で絵を描いてはSNSなどで公開しているという人もいることでしょう。
ただ最近はイラストを販売することで、お金をもらう方法がいくつか出てきて、それを副業にしてみたいと考える方も多いのではないでしょうか。
とは言えイラストが投稿されるSNSを見ると上手い人ばかりで、自分じゃ依頼を受けるのは無理かなと諦めてしまう人は多いです。
しかし依頼が来るのを待つ形ではなく、自分から能動的に売り出す事ができるサービスサイトもあります。
ですので、諦めるのはそういったサービスを試してからでも遅くありません。
イラストレーターの副業で稼ぐ方法は?
イラストACやピクスタで販売
イラストACやピクスタは、商用利用もできるイラスト素材の販売サイトです。
ネット上には商業利用も可能なフリーのイラスト素材も大量にありますが、そういうのは同業他社も使っていて、構成が文章も画像も似通ってしまいやり直しということになりやすいので、有料素材を使いたいという企業も増えています。
上手でなくても人の目に留まる所があったり、素材として使いやすいかを考えて描いたイラストなら悪くない売れ行きになるので、腕に自信がないけど試したいという人にはうってつけです。
noteでイラストコンテンツを販売
noteは様々なコンテンツを投稿・配信できるwebサイトです。
配信できるものはつぶやき・文章・動画・音声など様々で、当然イラストも配信できます。
これで収入を得る方法としては、作品の有料公開や、ファンが月額会費制のサークルへ加入する、サポートといういわゆる投げ銭機能があります。
イラストACなどはイラスト素材の販売でしたが、こちらは自分の好きなものを描いてそれをお金にしたいという場合に向いているでしょう。
ココナラでスキルを販売
様々なスキルを販売できるココナラでは、イラストスキルの販売も一般的です。
これもイラストを描く依頼を募集して、依頼者が来ることを待つ形になりますが、イラスト専門のコミッションサイトより幅広い利用者がいるというのが特徴です。
なので他のコミッションサイトでは依頼が全然なかったけど、名前通りココナラ依頼が貰えるというケースも少なからずあります。
イラストレーターの副業をするメリットは?
お客さんから直接喜ばれる
ネット上でイラストレーターとしての活動ができるサイトでは、大抵の場合メッセージを送る機能があります。
なので購入者から感謝の言葉が届いたり、こういう所が良かったです、というようなお褒めの言葉をもらえることも多いです。
イラストを描いて投稿した経験があるなら身に覚えもあると思いますが、こういった自分の制作物に対する賛辞や、それによって喜んでくれる人がいるというのはとても励みになりますし、自分も嬉しくなるものです。
在宅でできる
イラストレーターの仕事は外に出る必要は一切ありません。
自宅でイラストを描き、自宅のパソコンやスマホから投稿し、ネットを通して収入が発生します。
なので本業でなにかあった、事故で足を怪我して出歩けない、コロナ禍などで外出禁止令が出ているなど、外に出られない事情があっても問題なく稼ぐことができます。
イラストレーターの副業をするデメリットは?
受注単価が安め
イラストを描くのは手間も時間も掛かるというのは、実際描いたことのある人なら誰でもわかる共通認識でしょう。
ですがそれがわからない購入者・依頼者も多く、受注単価は安めです。
副業や趣味を兼ねておこなう人が多いというのもそれに拍車をかけています。
筆が早い人、単価が高くても依頼・購入をしてくれるファンがいる人以外は、時給換算すると割りに合わないと感じることもあるでしょう。
やり直しが多い
イラスト系の依頼は、依頼者の頭の中のイメージと、依頼内容を聞いて描く人の出力するイメージに差が生まれがちです。
その上普段絵を描かない人は、それを描き直す労力を知らないことが多いので、やり直しや他の構図でと言ってくることもまた多くなっています。
何かを作るタイプの副業は数あれど、イラストの副業ほどやり直しと言われることが多い仕事は滅多にありません。
イラストレーター副業と合わせて試してほしい副業は?
写真販売サイトで写真を売る
先にイラストACなどの商用利用できる素材の販売サイトの需要にも触れましたが、イラストではなく写真素材も需要があるのでそれにも手を出すのも有効です。
写真を撮るには外出が必要になりますが、イラストを描くよりは手軽に販売するための画像を用意することができます。
なんとなくモチーフとして良さそうだなと思ったらスマホを取り出し、構図を変えつつ何枚か撮影、それらを写真販売サイトへアップロードすると言うだけで収入を得られる可能性が生まれます。
1ダウンロードで3円から5円程度と単価は非常に低いですが、用意しやすいのでとにかく数を用意して薄利多売で稼いでいくことになるでしょう。
一度販売を始めた写真は実物ではなく、誰かが購入したとしてもデータとして残り他の人にも販売を続けられます。
写真の数が増えて人の目にも留まるようになり軌道に乗ってくれば、何もしなくても収入を生んでくれるというメリットがあるというのは、イラスト販売系のサイトと共通したメリットです。
イラストレーターより稼げるおすすめ副業は?
動画編集または動画広告クリエイター
個人で活動するコンテンツクリエイターとしては、イラストレーターよりも動画クリエイターの方が稼ぎやすいです。
と言っても動画を撮影・編集して動画サイトに投稿するというのではなく、動画の編集技術だけを学んで、それを外注していくという形になります。
YouTubeで動画を投稿している人達に憧れ自分も投稿したいと考える人、自社や製造している商品の魅力を伝えるためにPR動画を用意したいと考える企業など、編集技術はないけど動画を作りたい人というのは、現在非常に多いです。
動画編集はかなり難易度が高いと思うかも知れませんが、イラストを描くのと同じようにある程度技術を学び、いくつか実際に作品を作ってみれば、意外と問題なくできます。
特にクラウドソーシングで動画編集の依頼を請け負う場合、動画に使う素材は相手が用意してくれますし、動画編集に慣れていれば、手の混んだイラストを一から作るよりも短く終わることすらあります。
単価もイラストより動画の方が高めで、リテイクを受けることも比較的少ないので、収入目当ての副業としては、イラストレーターより動画編集のほうが稼ぎやすいでしょう。
こちらの動画編集スクールが、もっとも低料金なので参考にしてみてください。
イラストレーターの副業で稼ぐ方法 まとめ
趣味でイラストを描いている、絵を描くのが楽しくてたまらないという人にとっては、イラストレーターの副業は趣味と実益を兼ねた楽しい副業となります。
ですが取り組む人が多いので、相場は安く安定してしまっており、純粋に稼ぐ目的の副業としてはやや厳しいです。
収入を目的とするなら、同時進行しやすかったりk相性のいい他の副業と組み合わせてみましょう。
趣味は趣味、副業は副業で割り切って、稼げる副業に乗り換えることも大事になります。
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