そこでの仕事内容にやりがいを感じられず、給与面でも不安と不満が強かったのですが、辞めたくてもなかなか行動に移すことができませんでした。
最終的にその会社は退職し、現在は別の会社に勤務しています。
現在の仕事は、やりがいと給与面の安定感を感じており、日々充実しています。
事務職の仕事をなかなか辞められなかった私。。。
大学卒業と同時に、地元の会社に事務職として就職しました。
最初は無我夢中で働いていたので気がつかなかったのですが、職場の労働環境は非常に劣悪なものでした。
就職の際に提示された勤務時間は形だけのもので、日々の残業は当たり前でした。
家には寝るためだけに帰ってきているようなもので、夜遅く帰って朝早く出勤する毎日でした。
それでいて残業代は支給されず、休日出勤も日常化していました。
仕事が忙しくても同僚に恵まれていたり、やりがいがあればまだ頑張れるのですが、人間関係にも難がある職場で、同じ作業の繰り返しの日々にやりがいは見つけられませんでした。
世の事務職全てがこんな環境とは思いませんが、少なくとも私の元の職場はそうでした。
やがて食事がのどを通らない、夜眠れない、出勤しようとすると涙が出るなどの自覚症状が現れたときは、すでに体重は就職時と比べて10㎏落ちていて、病院でうつ病と診断されました。
そこまで追い詰められていたのに、仕事を辞めたいといつも思うのですがなかなか辞められない日々でした。
処方された薬を飲みながら、毎日心をすり減らしながら出勤していました。
事務職の仕事を辞めたいのに行動ができなかった理由は。。。
私が行動をためらったのには、大きく2つの理由がありました。
一人暮らしで収入がなくなるのは怖かったから
就職と同時に、私は実家を離れて一人暮らしを始めました。
大学時代にアルバイトをして貯めたお金で、一人暮らしに最低限必要なものを買いました。
敷金礼金なども全てバイト代から用意しました。
そのため、貯金はほとんどない状態でした。
会社から支給される給与でやりくりしていましたが、当時の私の給与は、毎月生活する上でプラスマイナス0の厳しい状態でした。
マイナスにならないだけよかったのかも知れませんが、貯金がないぶん、もし病気になったら…などと考えると不安で仕方ありませんでした。
収入がなくなると、生活できなくなるのは明らかでした。
親とうまくいってないので実家にも戻れないから
私の実家も職場もアパートも、同じ市内にあったのですが、社会人として独立してからは実家に帰ることはほとんどありませんでした。
もともと、両親との関係は良好ではなく、就職と同時に家を出たのは私の強い希望でした。
何があっても実家には頼りたくないと思っていたので、生活が苦しいなど言えるはずがありません。
言ったところで、助けてもらえるとも思っていませんでした。
事務職の仕事を辞めたいと思った私がやった3つのこと
仕事を辞めたいと思いつつも、なかなか行動に移すことができなかった私は、まず3つのことから手をつけはじめました。
親と和解して実家に戻った
それまで避けていた実家でしたが、まずは自分を育ててくれた両親に現状報告をすべく実家に顔を出しました。
両親は私のやつれた姿を見て大変驚き、実家に戻ってくるよう声をかけてくれました。
正直あの頃はうつ病も辛い時期で、自分の身の回りのことをするのもやっとでした。
正直、私は両親を苦手だと思っていましたが、温かく受け止めてくれたことに今では感謝しかありません。
実家で余裕を持って転職活動できた
実家に戻ったことで、私には少しだけですが時間とお金に余裕ができました。
一人暮らしの頃と違い、家に帰ればお風呂が沸いていて、温かい食事がありました。
家には少しお金を入れましたが、それでも一人暮らしをしていた頃のアパートの家賃の半分程度でした。
一緒に住み続けていくうちに、私が抱いていた両親への反発心も和らぎ、両親も転職活動に協力的な姿勢を見せてくれるようになり、転職のタイミングをつかむまでしばらくの間甘えさせてもらいました。
いずれは会社から離れたいので副業をはじめた
実は私、いつかはフリーランスで働いてみたいという夢がありました。
一昔前までは、終身雇用が当たり前という風潮がありました。
しかし最近では、多様な勤務形式や勤務形態が生まれています。
自分の力だけで生活できる自立した女性を目指して、少しだけできた時間的余裕を使って副業を始めました。
もともと読み書きが好きでしたので、最近のトレンドについて文章にまとめていました。
あくまでも当時の本業は事務職でしたので、副業はメインにはなりませんでした。
当時、私の副業での収入は月2万円前後でした。
しかし、副業で得られた収入は、本当に仕事を辞めたときに少しでも自分を支えることができるようにと目的があるものでしたので、やりがいは感じていました。
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事務職の仕事を辞めたいと思った私がやった3つのこと まとめ
今振り返ると、体調を崩すまで頑張らなくても、その前に打つ手はあったようにも思えます。
当時自分の体が発していたSOSに早く気がつけていれば、事務職を辞めるまでもっとスピーディーに物事が進んだように思えるのです。
体を壊しては元も子もないので、SOSに気がついたらその時点で行動を開始することをおすすめします。
ここ最近注目されるようになった副業は、多くの職種で募集があります。
多少収入が減ったとしても、後の自分を考えて長い目で見れば、最終的にはプラスになることでしょう。
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